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子どもとわたしの成長日記


by aya_412

促進剤投与2日目 誕生!!

7月10日(金)
妊娠39w5d。

もう7ヶ月も前のことで今さら感満タンですが、この日のことを書かずに流すわけにはいかないので…

9時頃、前日に入れたラミナリアの茎を抜く処置を行います。
これもまたけっこう痛い。
でも、おかげで子宮口が4cm程開いているとのこと。
(今日は陣痛が起こるといいなぁ)
その後、前日同様陣痛促進剤の投与が始まりました。

そして、11時頃医師がやってきて…
「思いのほか赤ちゃんが元気なので、月曜日にまた促進剤をやってみてもいいかもしれない。どうします?」と。
最初の説明では土日は促進剤の投与はできず、また土日をはさむのは良くないから金曜日までに陣痛が来なければ帝王切開と言われていました。
赤ちゃんが小さく出産時のリスクをなるべく低くするためです。土日はスタッフが少ないので。

この選択はけっこうしんどいのです。
できれば経膣分娩の方がいいけれど、1日1日と先延ばしになるのは精神的にも辛く、また赤ちゃんにとって負担の大きい経膣分娩を選び続けていくのも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
医師は「大きな選択なのでゆっくり考えて」と言いつつも返事を急がせます。
せめて返事は主人が来るまで待ってほしいと思いながら、(もう考えたくない考えられないから今日生まれて!!)と赤ちゃんに願いました。

そして、返事をしないまま促進剤の投与は進んでいきます。
内診をすると朝は4cmだった子宮口が2.5cm程に狭くなっている。(この辺の時間経過は曖昧です。)
(今日も無理かなぁ)とよぎりながらも、スクワットをしたり廊下を歩いたりとがんばってみる。

午後の内診でもまだまだっぽい様子。
(こんなにお腹痛いのにまだまだだなんて、生まれるときはどんななの? わたし耐えられるの? もう帝王切開でもいいかも)と頭によぎる。
と思ったら…
13時10分頃主人が陣痛室に到着すると突然子宮口が全開に!!
その直前の内診ではそんな様子見られなかったのに。
お父さんっ子のベビー。
お父さんが来るのを待っていたのかな?
いざ分娩代へ。

助産師さんの指示に従い、息をしたりいきんだり。
思っていたより辛くない。
前日に他の方の分娩中の声を陣痛室で聞いていたので、叫ぶほど痛いのがこれからやってくるんだと覚悟をしていたら…
「生まれましたよー」と。
(あれ? もう終わり?)
助産師さんにも「初産とは思えない静かで冷静なお産でしたね」と褒められちゃいました。

赤ちゃんは推定体重よりも更に少なく、2190g。
2300だったら週数はいってるから保育器入らなくてもいいかもしれないなと思っていたけど、2190だったので保育器に入るんだと思いました。
が、元気いっぱいで入らなくていいそうです。
いくつかの採点項目があるのだけど、全て満点。
医師から「100点の赤ちゃんは珍しいですよ」と言われました。

いろいろな計測が終わると、分娩台の上で抱っこさせてくれました。
お腹の上に赤ちゃんのぬくもりが伝わります。
このときの感動は言葉に表せないけれど、本当に本当に幸せな瞬間でした。
そして、絶対にこのときの感動を忘れたくないなと思います。
生まれてきてくれてありがとう。
小さいけれど大きな大きな宝もの。
by aya_412 | 2010-02-15 17:35 | enfant